※全てのパドルはSplit(2分割)タイプで210cm(特注で長シャフトも可)。つなぎ目で10cmの長さ調整と角度調整が可能
※全ラインナップでファイバーグラスシャフトを採用。受注生産により40%カーボンファイバー入シャフトの製造も可能
※以下の4つのパドルで採用しているブレードはカーボンファイバー素材で、硬さがあり水を効率よくキャッチします
ステルスF1ウィングパドル
F1パドルはパドル競技でも使用出来るようなパフォーマンスを生むブレードを採用しています。水のキャッチ、水を掴んだ際の引き、そして水のリリースといった一連の動きを上手に引き出すブレードの作りになります。レース用に使用する方もいますし、ハイアングルでのパドリングでスピードを求める方に適しています。
ブレード長さ: 490mm / 幅: 164mm / 重: 235g
F1 ウィング ファイバーグラスシャフト 税込価格:63,800 円
F1 ウィング 40%カーボン・ファイバーグラスシャフト 税込価格:71,500 円 (受注生産)
ステルスF3ウィングパドル
F3ウィングパドルはF1に比べるとブレードサイズが10mm程短く、そしてブレード幅も6mm細い仕上がりです。ブレード自体の堀の深さはF1と似た形状です。水のキャッチがよく、漕ぎ(引き)の動作時でも引きやすく、抜けもスムーズです。
穏やかな海上でパドリングしやすいのは勿論の事、途中から風が強くなり始めた時でもF1に比べると風の抵抗を受けにくい為、海上移動がしやすいパドルです。
ブレード長さ: 480mm / 幅: 158mm / 重: 225g
F3 ウィング ファイバーグラスシャフト 税込価格:63,800 円
F3 ウィング 40%カーボン・ファイバーグラスシャフト 税込価格:71,500 円 (受注生産)
ステルスAngla Wウィングパドル
アングラWウィングパドルは今までフラットパドルでパドリングに慣れている方にお勧めなブレード形状をしています。出来るだけ早くサーフを抜け出したい(漕いで波を超えたい)方、長時間のパドリングをする方にもお勧め。ブレード形状がF1やF3と異なるので水をかく際の抵抗が軽減されています。またF1、F3に比べると堀がそこまで深くなく、深い堀のウィングパドルを扱いにくい方であればアングラWを初めてのウィングパドルとして選択される方も多いです。長距離のパドリングでも疲れにくく、そしてサーフの出入りにも使いやすい形状です。
ブレード長さ: 480mm / 幅: 158mm / 重: 225g
F1 ウィング ファイバーグラスシャフト 税込価格:57,200 円
F1 ウィング 40%カーボン・ファイバーグラスシャフト 税込価格:63,800 円 (受注生産)
ステルスAngla F フラットパドル
アングラFフラットパドルはカヤックフィッシングのニーズに応えるべく特別にブレードの設計・開発をしました。ステルスのプレミアムレンジパドルで唯一のフラットブレードを採用したパドルです。フラットといってもカーボンファイバーを使用しているので、パドル先は軽く、そして海にブレードが入る際は独特な刺さるようなシャープさを表現します。ファイバーグラスシャフトと組み合わせているのでブレードのキック(はね)を感じられる作りになっております。
ブレード長さ: 490mm / 幅: 164mm / 重: 235g
F1 ウィング ファイバーグラスシャフト 税込価格:55,000 円
F1 ウィング 40%カーボン・ファイバーグラスシャフト 税込価格:61,600 円 (受注生産)
あまり馴染みのないウィングパドルとは?
● ウィングパドルはどんなパドルなのか?
簡単に言うと『海上レーシング競技寄りのパドルであり、ツーリングやホワイトウォーター寄りのパドルと異なるブレード形状』とお伝えするのが分かりやすいかと思います。ここで言う海上レーシングとはカヤックでスピードを競うレースを意味し、決められた距離をいかに早くゴールするか?を競う大会です。そこで主に使用されているのがウィングパドルです。近年、日本国内でのフィッシングカヤックブームがありますが、殆どのショップではこのウィング型のパドルは取り扱いされていないのが現状です。何故か?というとシーカヤックやツーリングから広がったと思われる日本のカヤック市場では、あまり知られる事の無かったスポーツ競技寄りのパドルだからと思われます。勿論、日本国内のSurfski選手の間では当然の様にウィングパドルが使用されており、逆にフラットパドルをSurfskiで使う方は殆どいないようです。
● ステルス社がウィングパドルを送り出している理由は?
『代表のBrettさんが競技者出身で、パフォーマンスにこだわる』というのが大きく影響をしていると言えます。南アフリカは地図上でアフリカ大陸の下の部分に位置する国です。首都ケープタウンから東の大都市ダーバンまで続く長いビーチが同国の美しい環境の1つでもあります。このビーチではリゾートは勿論の事、マリーンスポーツが盛んに行われています。近年ですと世界的に爆発的な人気を誇るSurfski(サーフスキー)やライフセービングといったパドリング競技が有名です。ステルス社代表のBrettさんもマリーンスポーツを楽しむ父親の影響を受けて、パドリング競技を通じて成長しました。国を代表する選手を目指し競技生活を続けた時期もあります。その際に使用していたのがウィングパドルです。
● 海外のステルスカヤックユーザーがウィングパドルを使う事が多いようですが、何故か?
『早く波が高い場所を抜け出す』のが目的と思われます。例えば南アフリカのビーチや東オーストラリアのゴールドコーストの様に、サーフの波が高くなるビーチでは出艇・着岸に時間を取られていては波に押し返されたり、波に飲み込まれたりと自分が思うようなカヤックさばきが出来ません。そういった場所ではより効率的に早くサーフを抜ける必要がある為、水のキャッチがあるウィングブレードを使用する方が多いようです。
● フラット形状のパドルとウィングパドルを比較した際のメリット・デメリットは?
- ウィング使用のメリット:スピードが出る艇に乗り『フォーワードストローク』を行う方はウィングパドルを使用する事により早く進む事ができます。
- ウィング使用デメリット:漕ぐ際のフォームが出来ないと、水中内でブレードを引く際(ストローク中)にブレが起き前に進みにくくなります。これは野球で言うとバットの芯にボールを捉える・外すのような感覚に似ています。水のキャッチ・リリースが関係しており、フラットパドルのような後ろまで引き切る漕ぎ方ではない為、最初は漕ぐ感覚を掴むのは難しいかと思います。
フラットパドルでも充分に楽しいカヤック
フラット・ウィング、どちらを選ぶか?はユーザーの好みによります。ステルスのカヤックでフラットパドルを使用するユーザーも多いです。必ずしもウィングを使用しないといけない訳ではございません。そして自分が慣れ親しんだ漕ぎやすいパドルでステルスカヤックを漕ぐ事で楽しくパドリングが出来ると思います。カヤックは人それぞれのスタイルがあって当然です。メーカーや輸入者側から『このパドルを使用してください』といった指定はございませんので、自分の好きなスタイルで安全に楽しみましょう。
ウィングパドルのレッスン
ウィングパドルを使ってより高いパフォーマンスを目指す方向けにコーチ(オーシャンレーシング元日本代表)のご紹介をしております。
詳しくは当サイトのメールフォームよりお問い合わせください。場所は神奈川県、逗子市・横須賀市になります。
<< 養田さんへ質問 >>
Q1:パドリングレッスンを受けようと思ったキッカケは?
海外のstealth乗り達の多くがウィングパドルを使っているのをYouTubeで観ていて、なんでこのパドルを使っているんだろう?と疑問に思いました。そしてウィングパドルの検索をしてサーフスキーの動画にハマり、自分もこんな風にカッコよくパドリングしてstealthに乗りたいと思っていたのがきっかけです。
Q2:実際にウィングを使い始めて、パドリング時にどの様な違いを感じますか?
まだ使い始めたばかりですが、ウィングパドルとフラットパドルの違いは、水をつかむ量が圧倒的にウィングパドルの方が多いと感じています。それが推進力の違いになってくるんだと思います。
Q3:ウィングパドルのどういったところが難しいですか?
水をつかむ時のブレードの角度。しっかりしないとパドルがブレブレになるかスカってなって、思うようなパドリングが出来ません。
Q4:パドリングコーチから学んで得る事はどんな事ですか?
自己流では難しいウィングパドルの正しいパドリングフォームを最短で確実に手に入れられる事ですね。
Q5:埼玉から逗子までは結構離れていますが、わざわざ通うモチベーションは何ですか?
しっかりしたパドリングを自分の物にして、海外のstealthユーザーみたいに、外海に面したサーフから沖に出て大物を釣りたいからですね!
ウィングパドルのレッスンについてご興味がある方はメールフォームよりお問い合わせください。
全てのパドルで使用されているシャフトの中央
ここで角度と長さの調整が可能
注意事項がございます
- 見た目の違いについて:
ステルス社の一部パドルにつきましては、ステッカーデザインの変更により写真と実物の見た目が異なる場合がございます。基本的にスペックは変わらず、見た目のマイナーチェンジを行う事がある為です。2021年現在F1パドルは蛍光の黄色のステッカーが付けられています。これは海上でのパドリングをより安全にする為の活動になりますので、ご理解を頂けるようよろしくお願いします。 - スペックについて:
サイズや重さ等のスペックは出来る限り同じになるように製造をしておりますが、手作業で作る部分もあるので若干の誤差がうまれてしまいます。若干の誤差が出ますのでご理解頂けますと幸いです。